海外に行ったら人生変わった!みんな海外へ行け!
海外から帰ってきた人がそう言っているのを聞いたことがありませんか?
そしてそれを聞いて、私は「実際本当に人生が変わるのかな?」「何がきっかけで変わるんだろう…」
なんて思っていました。
オーストラリアへ行く前までは…。
私はワーキングホリデーという制度を使って約8ヶ月間オーストラリアで生活をしていました。
ワーキングホリデー、通称ワーホリというのは、
- 語学学校へ通うことができて、
- 働くこともできて、
- お金があるなら自由に旅行することもできちゃう、
いわばなんでもアリな制度です。気になる方はぜひ調べてみてください。
その制度を使って、私は説明通り学校へ通い、働き、友達と日々生活を共にし、宿でできた友達と共に旅をしました。
そんな私が「海外に行って人生が変わった」の真相を解説します。
結論
私の個人的な考えですが、結論、「海外へ行ったら人生が変わる」というのは
20%くらい本当
だと思っています。
どういうことかと言うと、
「海外に行って」 これは嘘で
「人生が変わった」 これは起こりうる。
「海外に行くだけ」では人生なんて変わらないし、そもそも
「人生が変わった」と言う人のほとんどが「自分で人生を変えにいっている」
というのが私の持論です。
海外生活を充実させられなかった人
どのような人が海外生活を充実させられなかったのか?
端的に言えば、それは目標を達成出来なかった人たちです。
ここでは仮に「英語を伸ばす」という目標を挙げて具体例を出してみます。
私が旅の中で会ってきた人の中には以下のような人たちがいました。
ワーホリを使って数ヶ月オーストラリアにいたけど、英語が伸びず特に何も変化なく終わった。
語学学校には通ったけどほとんど英語が伸びなかった。
せっかく海外に行ったのにも関わらず、目標を達成できずに終わってしまうなんてもったいないですよね。
なぜこんなことが起きてしまうのでしょうか?
実は、オーストラリアへ行ってもそこまで英語を使わず生活することが可能なのです。
語学学校には必ずと言っていいほど日本人がいます。
シェアハウスやバックパッカーズなどの宿には、高確率で日本人がいます。
仕事をするにしても、日本食レストランに行けば日本人がいるので、日本語を使って仕事をすることもできます。
さらに、都会に近くなればなるほど、日本人の比率は高くなります。
せっかくオーストラリアにいるのにも関わらず、日本語を話す機会は確実に存在するのです。
これは「英語を伸ばす」という目標から逸れた怠惰な生活をすることも可能だということです。
翻訳アプリを使いつづけたり、日本人とばかり話したり、家ではずっとYoutubeを見て一人の時間を過ごしたり。
目標に沿った行動がないまま、部屋にこもったまま、充実した生活など送れるはずがありません。
英語を日常的に話す人たちが周りにいるなら、必ず英語を練習できる機会が存在するはずです。
充実した生活をしていた人たちに共通していたもの
代わりに充実した海外生活をしていた人たちに共通するものは何だったのか?
それは「自分からアクションを起こす」ことです。
「英語を伸ばす」ことを目標とした場合の具体的なアクションが以下になります。
- 英語を伸ばすという目標を掲げて毎日5時間以上勉強する
- バイトから帰ってきても1日30分は英語を勉強する時間を確保する
- 遊びに行こう!と自分から声をかける
- お菓子などをシェアする、とにかく人にGIVEする
- 1日の大半は共有スペースにいるようにする
- 毎日誰かしらと英語で会話する
簡単なものでもいいんです。
自分にできそうな行動を何か1つ起こしてみましょう。
ここで一度タイトルの言葉に戻ってみたいのですが、
私の感覚としては、「海外に行って人生が変わった」というよりも
「人生を変えに行ったから人生が変わった」
「人生を変えた」
「人生を変えてやろう」と思っていれば
おのずとそれに相応する行動が生まれて、
それを繰り返した結果、案の定人生が変わった。
以上の表現の方が的確なように思います。
前者はなんとなく「海外が人生を変えた」という受動的なニュアンスを感じますが、
後者ではあくまで能動的なんですね。
また、アクションを起こす中でも
「人と関わり続ける」というのは大きな要因だと思っています。
海外に来る目的のほとんどに異国の人との交流が含まれていると思うが、
それが達成できた時に充実感が生まれるのではないかと考えています。
事実、私は人と関わるようなアクションを起こしていったために充実したワーホリ生活を送れました。
私の人生が変わった理由
私はオーストラリアに行ってから人生が変わりました。
でもそれも「オーストラリアに行ったから」ではなくて、
「人と関わり続けたから」。
毎日英語を勉強する、少なくとも2時間は共用スペースにいるなど色々なアクションを起こしていたつもりですが、
中でも「人と話す」ことを重視していました。
異国の人と話すのはもちろん、日本人とも話すようにしていました。
というのも、海外にいる日本人は日本にいる日本人ではなく、
言葉のまま「海外にいる日本人」。
彼らは私が日本で生活していた時に周りにいた日本人とは少し違っていました。
特に考え方。
圧倒的に人生に対して楽観的で、ポジティブ。
私が日本にいた時は就活のことばかり考えていて、
「新卒入社を逃したら大変だから日本に帰らなきゃ」
「どういう日本の企業に就職しようかな」
と、完全に狭い視野のまま生活していました。
視野が狭かったから、なんとなく将来への希望が持てず、
将来のことを考えるたび息苦しかったことを覚えています。
この先の人生長いなぁ、と思っていました。
でも、私がオーストラリアで出会った日本人たちは違いました。
もし日本で就活をしていたら20代で
「あなたが将来やりたいことは何?」という質問に答えなければいけないのに、
「将来どうしようかな」と悩み続けていた30代の日本人。
その人からは
「いくつになっても遅いことなんてなくて、人生のことを悩み続けていいんだ」
という希望をもらいました。
そして、
いくつになっても「留学したい」「次はここに行く」とやりたいことが尽きず、
それに向かって努力する人たち。
「人生やりたいことが多すぎる。それなのに100年とか短すぎる。」
が口癖だった日本人の人たち。
この先の人生が長いと思っていた私には、彼らの考え方は斬新なものでした。
そこには悲観的な人なんていなくて、みんなポジティブに生きていたのです。
そしてどの人たちも、
「人生なんとかなる」「自分はできるっていう自信がある」
そう言っていました。
私はその人たちに影響を受け、いつしか自分自身もポジティブになっていきました。
様々な人たちとの出会いが私に人生への希望をくれて、「生きづらい」と思っていた自分が180度変わったのです。
まとめ
- 「海外に行って人生が変わった」は20%本当
- 「海外に行くだけ」では人生なんて変わらないし、
そもそも
「人生が変わった」と言う人のほとんどが「自分で人生を変えにいっている」 - 充実した生活をしていた人たちに共通していたのは
「自分からアクションを起こす」こと - 中でも「人と関わり続けること」
- 「人生を変えてやろう」と思っていれば
おのずとそれに相応する行動が生まれて、
それを繰り返した結果、案の定人生が変わった。
早速海外へ行きたい!でも英語力が不安…。
そんな方には以下の記事をどうぞ。
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