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お金を稼ぐため、セカンドビザを取るためにファームで働きたい。
でも悪質なファームもあるらしい…。
自分に合ったファームの見極め方が知りたい!
そんな悩みを持つ方に、この記事ではファーム選びをする際に見ておきたい点を網羅しました。
- 私の経験談付きでファームの基礎知識をつけられる
- できる限り失敗しない見極め方がわかる
- ファームで働くイメージが掴める
- ファーム選びに使用するサイトを知れる
私はオーストラリアのワーキングホリデーで4〜5ヶ月ほどポテト工場で働いていました。
そこで自分の体験から感じたこと+友人の話を元にファームジョブの選び方をまとめました!
セカンドビザを取るのにファーム、ファクトリー、コンストラクションなどの選択肢がありますが、
ここではファームとファクトリーに絞って書いています。
私がしていた仕事は以下のとおりです。
- 軽作業(ソーティング。ポテトの仕分け作業)
- 工場室内での作業
- 時間給
家からどのくらい離れているか
早朝勤務になっても無理のない距離感のファームを選ぶこと。
オススメは遠くても車で30〜40分程度の距離。
それ以上遠い場所は早朝勤務になった場合、体力的に負担がかかりやすくなります。
以下は普段とシーズン(最盛期)の起床時間等の比較表です。
朝起きる時間 | 家を出る時間 | 就業開始時刻 | |
通常 | 5:30 | 6:15 | 7:00 |
シーズン(最盛期) | 3:30 | 4:15 | 5:00 |
この表を見てわかるように、通常とシーズンでは最大2時間の差があります。
シーズンでは前日の夜は20:00頃就寝していました。
早く寝なければならないのにも関わらず、シーズンで10時間勤務がざらにあったので、
「やっと仕事終わったけど8時に寝なきゃいけない…」
「しかも10時間働いてたから多少の睡眠時間じゃ疲れが取れない…」
「でも次の日のご飯を作らないといけない…」
といったように家に帰ってきてもバタバタすることが多々ありました。
通勤時間を極力少なくすればシーズンでもバタバタすることなく睡眠時間を確保できます。
睡眠時間を犠牲にすると次の仕事が本当にきつかったです。
ファクトリージョブ時代の具体的な1日の流れについてはコチラ↓↓↓
何の野菜、果物を扱っているか
手が荒れやすいなら特に注意
注意すべきなのは以下になります。
- マンゴーなどの手荒れしやすいと言われる商品
- 使用しているグローブのゴム(手に触れる支給品)
ファームジョブをしている人の間で有名だったのがマンゴー。
実はマンゴーは長時間触っていると手が荒れやすくなります。
敏感肌でなくても、マンゴーファームで働く場合はこまめに手を洗ったほうがいいです。
私はポテト工場で手荒れを経験しました(もともと皮膚が弱かったのも理由にありますが…)。
作業中は常にグローブをつけていましたが、素材のゴムが合っていなくて手荒れにつながりました。
また、工場では常に洗った後の湿ったポテトを扱っており、
その湿気でグローブの中が蒸れやすかっため、手荒れが悪化しやすい悪循環になっていました。
そこでグローブは会社支給のものではなく自分で肌に優しいものを調達していました。
節約になる
無料でその食べ物を持って帰ることができる、またはその場で食べられることが多いです。
自分がよく消費する食べ物にすると節約になるのでおすすめです。
私はよくバナナとアボカドを消費していたので、
せっかくならそのファームに行けばよかったなーと少し後悔しています。
仕事がない場合がある
シーズンを把握しておかないと4時間やちょっとで仕事が終わり、なんてことも。
1日しっかり働けないとビザを取るまでの日数ばかり長くなるため要注意。
一週間に勤務できる時間数と日数
セカンドビザを目指しているなら1日7〜8時間、週5以上がおすすめ。
というのも室外のファームなら雨の日で働けない日があったり、
慣れない海外生活で気候の変化に体が追いつかず風邪をひいたり、
共同生活で人から風邪をうつされたり、
現地でできた友達と遊ぶのが楽しすぎて明日仕事いきたくない!なんてことが
私の経験上たくさんあったからです。
セカンドビザのための88日勤務を達成するのに、
週5で働くと約18週間(=4.5ヶ月)必要。
週6なら約15週間(=3.75ヶ月)。
週7なら約13週間(=3.25ヶ月)。
ちなみにきつすぎて私ができる限界は週6でした。。
早めにファームジョブを終わらせたい人なら特に考慮すべき点。
室内勤務?室外勤務?
ポテト工場が室内だったので、ファクトリーの利点を中心に書いていきます。
- 雨の日も仕事ができるので安定して日数とお金を稼げる
- (場所にもよるが)基本日陰で大きな気温の変化が少なく、扇風機が置いてあることも
- 虫が少ない
ファームであっても日陰で働ける場合があります。
「大きな気温の変化がない」というのは私の場合「基本寒かった」という意味。
私が働いていたところは夏なのに冬かと思うくらい寒い日がありました。
それなのに太陽の光が当たるところへ出ると「あぁ今夏なのか」と暑さを実感しました。
でも冬は極寒。上はもこもこの服を4枚、靴下も2枚か重ねて出勤していました。
出来高給か、時間給か
出来高給なら、頑張った分だけお金がもらえます。
一方でシーズンでなければ職場に長くいた割に全くお金が入らないなんてこともあります。
時間給であれば安定してお金がもらえますが、
どれだけ頑張ってもみんなと同じ給料になります。
どれほど体力&精神力を削る仕事か
音楽が聴ける(イヤホンをつけられる)環境であれば精神的により良い
イヤホンをつけていい、と公言しているファームがあります。
私のところはイヤホン禁止のはずなのに堂々とヘッドホンをつけている人がいて謎でしたが…。
イヤホンをつけられる環境であればそれは英語を伸ばすチャンス。
- 英語学習系のポッドキャストをききながらシャドーイング
- 英語の歌を聞いて発音トレーニング
以上が可能になります。
ただイヤホンをつけられない環境であっても、やりようはあります。
私がよくやっていたのは以下。
- 自分の将来について自己分析
- 日本に帰った時のことを妄想
- 気付いたら色々なことを考えているので、それを英語にしてみる
- 独り言英会話
筋力のない人でもできる仕事か
初めは筋力のない女性でもできる軽作業、と言われていましたが、
人手が足りなくて何度か重労働に回されました。
そういったときに大切なのが辛い時にしっかり「できない」「きつい」と伝えること。
体を壊しては元も子もありません。
時間給なら尚更です。
どれだけ頑張っても他の人と同じ給料なので、私は体を壊さないことを第一に働いていました。
作業している姿勢
ずっと動き回っているか
立ちっぱなしか
腰を曲げて作業しているかなど。
立ちっぱなしの場合でも、作業デスクの位置が低ければだんだん辛くなってくるかもしれません。
一緒に働いている人の良し悪し
これは入ってからではないと把握できません。
友人からの紹介や、一緒に働く友達がいると心強いです。
【番外編】英語力は必要なのか?
私の働いていた工場では英語力が低くても問題ありませんでした。
というのも上司が外国人労働者に慣れていて、
言葉で伝わらなければボディランゲージで伝えてくれるなど工夫してくれていたから。
基本は単純作業なのでそこまで高いレベルの英語は必要ないです。
ただ仕事の合間に誰かと会話すればリフレッシュになるし、
友達も作りやすくなるため、英語力があるに越したことはありません。
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実際どうやって働くことになるんだろう?
英語を勉強する時間は作れるの?
そんな方向けに、実際に私がファクトリーで働いていたときの生活については以下の記事をどうぞ。
「実際に海外へ行ってファームジョブをしてみたい。でもお金がない。」
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